素人に教えるの続きで「キック」
2018-04-15 04:53:00
大きく捉えれば、キックもトラップと同じです。
手順としては、トラップと逆ですね。蹴るは止めるの反対なんだから、当然そうなる。だから、この記事は短くなるはず。
蹴る瞬間に力を入れて固くする。ここはいいですよね。
でも、ど素人は、蹴る前も蹴った後も力を入れている、ように見えます。蹴ったらボールはすぐに足を離れるので、ボールを蹴る瞬間以外は力を入れなくてもいいです。
もちろん、ずっと力を入れていてもいいといえばいいんですけど、そうすると、なーんかうまくいかないんですよ。
ここで、ちょっと濡れたタオルを用意しましょう。実際に用意しなくても頭の中でやってもらえばいいですが、僕が実際に教えるとしたら、ほんとにやってもらいますけど。
濡れタオルは、柔らかいでしょ?グニャグニャです。
その端を持って、ぐるぐる振り回してみましょう。そして、どっかを思い切りひっぱたきます。スッパーンって感じ。
さらに、振り回すのではなく、タオルを持った手をだらーんと下げておき(ということはタオルも地面に向かってまっすぐになってますね)、そこから少し腕を後ろに下げて一振りでどっかを引っ叩いてください。
スッパーンってね。
これが蹴るときのイメージです。
ほんとに力を入れるのは、ひっぱたく直前からインパクトまでですね。
蹴る時にこれをイメージしてやってください。
助走も楽にやればいいし、蹴った後に足を大きく振り上げる必要もないのです。
トラップは力が入っている状態から止める瞬間だけ力を抜く、キックは力が入っていない状態から蹴る瞬間だけ力を入れる。
正反対ですね。